WDの永遠の約束

1-1、要と雪の出会い

<あらすじ>
ｴｱﾗﾌﾞからの作品です。一年前のWDの日に要は一つ約束しろと言ったね、「俺がそばにいられなくなったら雪は幸せになると」。要以上の人なんていないし、要に会いたいよ、空を見上げては呼びかける毎日に寂しさが募ってく。大切な人が居なくなるとしたらどうしますか？。


<登場人物>
真中雪(18)…明るいけど、要を亡くしてからは周りに合わせてばかりで頭脳明晰が取り柄になっている。


真中千紘…雪の母親。人見知りしやすく、唯一話せるのは小春と淳一のみだった。雪と要の担任とは事務的にしか話せず、大人しい。


真中紘一…雪の父親。明るく面倒見がいいので慕われている。淳一とは昔から仲がよく悩みは相談会しあっていたが淳一が要を亡くしてからは小春を支えていて話す機会が減った。

柊要(17)…明るく、スポーツ万能だったが、17の春に病気になり冬には旅立つ。


柊小春…要の母親。優しく、いつも笑顔を向けていたが要を亡くしてからは笑顔の回数が減ってしまう。眼鏡をかけている


柊淳一…要の父親であり、スポーツ万能で優しく頼りになる。要を亡くしてからは気丈に振る舞って、母親を支えたりしているが本音は寂しさが募ってきている。