WDの永遠の約束
奈緒:イジワル…、知りたい。


拓也:わかった。ンッ、きついな、ハアハア…、逝きそうだよ。


奈緒:ハアハア、ンッ、アッ、ンッ、ダメ、逝く…。ンッ、ハアハア、ンッ、ンッ、アッ。


拓也:逝くよ、ンッ、ンッ、アッ、ハアハア…、ンッ、ンッ、アッ…。


奈緒:アッ、ンッ、カクン…。


拓也:奈緒、大丈夫か?。感じすぎたかな。


奈緒:んー、意識落ちるまで感じたことないから力が入らないどうしよう。


拓也:大丈夫か?、立てるか支えるから。


奈緒:ありがとう、拓也さん。なんとか立てました、最後の夜だからと思ったら寂しくてわがまま言ってしまいました。ずっと忘れないで思い出にします、ありがとうございました。


拓也:立てて良かった、気をつけて。


奈緒:ありがとうございます、そろそろ見回り来るから帰ります。


拓也:足音したから隠れて奈緒。


ガラッ。


看護士3:(あれ、声がしたはずなんだけど柏木さんしかいないし、気のせいだよね。早く見回り済ませよ。)


パタン-。


拓也:危なかったな、奈緒?。見つからなくて良かったな、でもこの体勢長くはきついな。


奈緒:ごめんなさい、隠してくれてありがとうございます拓也さん。


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