WDの永遠の約束
拓也:どういたしまして、奈緒。


奈緒:今度こそ帰ります。


拓也:わかった。


-わがままで見つからないように隠してもらい、ドキドキが止まらなかったが振り切り帰宅した。次の日、奈緒は笑顔で拓也を見送った…。


次の日-。


紗羅side:

んー、眩しいな朝が来たのね、あの日以来、拓也が入院して一人でははあれだけ夢の中でも無理矢理されていたのに、陽翔さんのお陰で見なかったわ。夢の中で陽翔さんに抱かれた気がするけど、あまり覚えてないの。でも、目が覚めて心があたたかいのは久しぶりよ、陽翔さん、ありがとう。シャワー浴びたら拓也が待ってるから行かなくちゃ、いつも通りにして、心配はかけたくないの…。


キュッ、ザー。


病室-。


紗羅:おはよう、拓也。迎えに来たよ。会計して帰ろう。


拓也:おはよう、紗羅。そうだな、帰ろう紗羅。


医師:柏木さん、退院おめでとうございます。傷が開かないように気をつけてください。


拓也:ありがとうございます、お世話になりました。悪化させないように気をつけていきます。


奈緒:柏木さん、退院おめでとうございます。


拓也:ありがとうございます、お世話になりました。
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