WDの永遠の約束

5-2、拓也の退院と紗羅との新たな生活の始まり2

拓也:もし取材が来てたとしても紗羅は映さないように頼むから大丈夫だよ、姫乃さんを気にしてるんだろ?。


紗羅:うん、拓也。やっと落ちついてきてる頃なはずだからそっとしておいてあげたいの。


店員:いらっしゃいませ、お待たせしました。


拓也:紗羅は周りに気を使うようになってきたな、姫乃さん、幸せに暮らしてるはずだよ。


紗羅:ありがとう、拓也。拓也は何ラーメンにするの?。


拓也:俺は野菜ラーメンかな、紗羅は?。


紗羅:醤油ラーメンかな。すみません。


店員:ご注文承ります。


紗羅:野菜ラーメンと醤油ラーメンを。


店員:かしこまりました、少々お待ちください。


数分後-。


店員:お待たせしました、醤油ラーメンと野菜ラーメンです。ご注文以上でよろしいですか?。


拓也:はい。


店員:ありがとうございます、伝票置いときますのでごゆっくりお過ごしください。


紗羅:拓也、美味しいね?。


拓也:変わらないな、美味しいよ。


-しばらくして混んできたので、黙々と食べて店を後にした。一方、姫乃は、オリエンテーションの時の二人だけの思い出の写真を部屋に飾り、幸せに浸りながら、少しずつ生活が落ちついてきていた。


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