WDの永遠の約束

5-3、拓也の退院と紗羅との新たな生活の始まり3

姫乃さんは無理に探したりはしないし、本当に必要な事があるなら自力で調べるよ。懲りてないみたいだな、本当に出れなくなりたいか？。


当主:強がるなよ、わからない事があれば紗羅を利用したくなるさ。まだ諦めてないさ、子分は作ればいいからな。必ず姫乃は連れ戻す。


拓也:そうはいかねえよ、紗羅を悲しませるわけにはいかないからな。姫乃さんにも幸せに暮らす権利があるんだ、邪魔はさせねえよ。


当主:そうか、策をこうじる必要ありそうだ。いつまで強気でいられるかな？。


陽翔:拓也さん、家に戻ってください。後は俺がやっときます。


拓也:ありがとう、陽翔。


陽翔:どういたしまして、拓也さん。おい、紗羅さんに何かしたら俺も許さないし、拓也さんは課長の次に偉いから権限あるんだよ。怒らせたな、知らないぞ。


当主:そんなに偉いのか？、出れなくなりそうだな…。


-拓也は紗羅の無事を祈りながら、急いで帰宅すると当主の言う通り家の周りには怪しい人影がいくつかあった。倒して部屋に行くと紗羅は無事だったが、恐かったと振るえていて落ちつくまで抱きしめていた。


拓也side:

紗羅、無事でいて欲しい、すぐに行くから。まさかまだ、紗羅を狙うのか？。傷が癒えてないのに当主は残酷だな、トラウマ作らせるなよ。