WDの永遠の約束
-私、真中雪が柊要に出会ったのは高校の入学式で座る席が隣になった時だった。この時は、まだ要は元気で病気になるなんて知らずにいた…。


入学式-。


雪:おはよう、母さん。入学式って何回出ても緊張するな、仲良く出来る人がいなかったらどうしようと不安だよ。


千紘:おはよう、雪。大丈夫よ、クラスメートは沢山いるんだから何人かは仲良くなれるはずよ。時間なくなるから食べなさい。


雪:はい、母さん。


紘一:おはよう、雪。入学式か、もう高校生なんだな。あっという間だったよ。


雪:おはよう、父さん。そうだよ、今日から高校生になったよ。


紘一:友達出来るといいな。


雪:うん、父さん。


千紘:雪、そろそろ時間よいってらっしゃい。


雪:はい。いってきます、母さん。


柊家の朝-。


千春:おはよう、要。高校入学おめでとう。


要:おはよう。ありがとう、母さん。


淳一:おはよう、要。今日から高校生だな、悔いのないように過ごしなさい。


要:おはよう、父さん。3年間悔いのないように過ごすよ。


淳一:そうだな。そろそろ時間じゃないのか、要?。


要:本当だ。いってきます、父さん、母さん。








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