WDの永遠の約束
紗羅:生意気ね、葉山財閥に逆らえるの?。


直哉:連絡するからいいです。


子分2:奥様、まずいです。目撃者がいますし、県警が来るとさすがに揉み消し出来なくなります。


紗羅:わかったわ、今日は帰るけど必ず居場所話させるから待ってなさい。行くわよ。


子分2:わかりました。


直哉:帰ったよ、悠斗。暫くは俺がいるけど、いないときは出るなよ。大地には伝えとくよ、着いてるはずだから。


悠斗:かなり必死だな、名誉の為だけにな。


直哉:ああ、これからは部屋での会話も気をつけてこう。盗聴しかねないからな。


大地:姫乃、着いたよ。


姫乃:うん、大地。


大地:とりあえず座ろう、姫乃。


姫乃:うん、大地。


大地:直哉からメールだ、昔見つかってるから母親が探しに来てかなりしつこく悠斗から聞き出そうとしてるらしい。明日婚姻届け出したら、この街からしばらく離れよう。


姫乃:うん、遠くに行きたい。母親は財閥が大事なだけよ、娘としてなんて見てないの。今回の結婚も財閥拡大させるための駒ぐらいにしか考えてないのよ、一人の女性として見てくれた大地と一緒にいたい…。


大地:朝に出すつもりだったけど、待てないな今から時間外で出そう。


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