WDの永遠の約束
拓也:そうなんですね、夢に出るくらい会いたいと思ってるんだよ。気づいたら変えればいいと思うから今からでも遅くないよ。


紗羅:わかってても繰り返し後悔してしまうのよ。


拓也:後悔したなら次に気をつけていけば大丈夫ですよ、生きてる限りやり直せる事は沢山あると思うよ。


紗羅:そうだね、だから離れていても直哉さんはしっかりしてるなと思ったの。


拓也:それは直哉が頑張ったからですよ、仕事柄あまり家に居ないから直哉は言わなかったけど小さい頃は寂しかったかもしれないな。


紗羅:ゆっくり話してるけど、今日は仕事大丈夫なのかな?。


拓也:大丈夫だよ、昼間で交代してきたからゆっくり話せるんだ。


紗羅:良かった、まだ仕事なら邪魔しちゃ悪いなと思ったから聞いたよ。あれだけ言ったし、脅迫罪つくよね?。


拓也:本来ならつくが、言ったのが直哉だから聞いてない事にするから姫乃さんが幸せになれるように無理に探さないようにだそうだよ。良かったな、紗羅。


紗羅:ありがとう。犯罪者にならなくて良かった、また姫乃を困らせるから。次からは相手にどう受け止められるかも気をつけて話さないとだわ。

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