Deal×Love
「こ、こんなはしたないことを!?」

赤面しながら私は叫ぶ。

「私は学校で習うべきだと思うわ」

だがアリサは動じもせずに真顔で言う。

「えぇ!?」

「だって椿、無知すぎだもん。いつか変な男に押し倒されて、知らない間に処女奪われそうだから」

う……っ!

今の私は否定が出来ないっ!
朝起きたら横に男が居たからっ!

「でも神秘的な行為だと私は思うわ。これで新しい生命が生まれるんだから」

「……私には無理、あんなこと……」


これは御母様も教えられないわ……。
私、一つ大人になりました。


「それよりも突然そんな話をしだすなんて何かあったの?」


ドキィ!
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