Deal×Love
「お前ら、やっぱりお嬢だな」
そんな私達を洸君は笑った。
「時給はまず八五〇円からスタート。そこから頑張り次第で少しずつ上がる」
「八五〇円……一日十時間働いても服一着も買えない……」
アリサがボソリ。
「お前達の金銭感覚がおかしいの。庶民はこれで充分暮らしていけるから」
庶民って凄いのね……。
そしてメニューの取り方を教わる。
メニューを取る機械はボタンだらけで意味不明……。
「ここのボタン押せばオーダーが厨房に送られるのね」
「そうそう。アリサは物覚えが良いな」
「照れる!」
隣のアリサはどんどんやり方を覚えていく。
だが私はついていけず残されていく。
教えて貰ってもオーダーの取り方すら未だに分からない……。
そんな私達を洸君は笑った。
「時給はまず八五〇円からスタート。そこから頑張り次第で少しずつ上がる」
「八五〇円……一日十時間働いても服一着も買えない……」
アリサがボソリ。
「お前達の金銭感覚がおかしいの。庶民はこれで充分暮らしていけるから」
庶民って凄いのね……。
そしてメニューの取り方を教わる。
メニューを取る機械はボタンだらけで意味不明……。
「ここのボタン押せばオーダーが厨房に送られるのね」
「そうそう。アリサは物覚えが良いな」
「照れる!」
隣のアリサはどんどんやり方を覚えていく。
だが私はついていけず残されていく。
教えて貰ってもオーダーの取り方すら未だに分からない……。