かまってお兄!
ご飯を食べたら眠気を抑えながらも、洗顔を
終えて裕也に手伝ってもらいながら制服を着る。

「ねえねえ棒タイってどうやってつけるの?こんなのやったことないからわかんないよ」

「これは、こうやって結ぶんですよ?」
慣れた手つきで、左右対称にキレイにつけてくれた。早く一人でつけれるようにならないと…

「はあ、やっと終わった…着るのにこんなに疲れるの!?やってられないよ…」
一人でソファに寝転んでいると、和希が
気づいたら前に立っていた。

「おまえ、制服姿かわいいなあ!!
今日入学式行くから気づいたら手振れよ?

「振らないよーそんなことしたら先生に怒られちゃうよ…(泣)和兄手振らないでよ?」

「はいはい、はあ疲れた…」

何にもしてないじゃん!内心そう思いながらも言ったら何されるのかわからないので、
やめといた。





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