2番目に君を、愛してる。
ネックレスの鎖が首に触れる。
そっと新藤さんはネックレスをつけてくれた。
「でもやっぱり女子高生から見たらおっさんでしょ?」
「新藤さんをおっさん扱いする女子高生なんていませんよ」
それどころか整った容姿に夢中になるはずだ。
「そうだと良いけど」
背後に立つ新藤さんを振り返る。
至近距離で目が合い、笑い合った。
「ありがとうございます。大切にします!」
「とてもよく似合ってるよ」
「馬子にも衣装ってやつですか?」
「俺は素直に褒めてるんだけどね」
新藤さん。
あなたは未成年に興味なくて。
私も、
兄以外には興味ないので。
この共同生活、この先も上手くいきますよね。