お見合いから始まる恋→結婚
尚登もきっと同じことを思ってくれているんだろう。

私達はゆっくりと動き出す。

気持ちがゆったりと落ち着いていて、お互いをしっかりと感じ合う。

「あっ、尚登…。」

尚登の舌が私も胸の先に触れる。

私の手が尚登の背中を優しくなぞる。

尚登が一瞬ピクリと反応する。

私は尚登の口の動きに合わせるように、その手を尚登の引き締まったお尻まで下す。

研究室で立ちっぱなしで動き回る尚登のお尻は思ったより引き締まっていて、私はその感触の良さが気に入っている。

「俺、陶子のこのラインが好き。」

尚登が私の腰回りに手を回す。

「若い頃みたいにくびれてなくてごめんね。」

まだお互いに余裕があるようだ。

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