お見合いから始まる恋→結婚
私は尚登を受け入れながら、尚登のペースに合わせる。

「私は…。」

絶頂の中、私が言いかけた言葉に尚登は被せた。

「もう絶対陶子を離さない。」

尚登はぐったりと私の上に身体を重ねた後、横にごろりと動いた。

そして私の頭に腕を回して、腕枕をした。

「ちょっと休憩。」

そして尚登は目をつぶった。

私は尚登の頬に手を添えた。

そしてさっき言いかけた事を尚登につぶやいた。

「私は尚登からずっと離れないからね。」

そして尚登に触れるか触れないかのキスをした。

「陶子…。」

尚登がそのキスに反応した。

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