お見合いから始まる恋→結婚
「フフフ。」

なぜか笑みが漏れた。

「陶子、随分余裕だね~。」

尚登さんも笑う。

「尚登さんだから…、ゾクゾクする。」

尚登さんが私の身体に触れた。

経験はあっても久しぶりの刺激に私の身体は反応する。

「きれいだよ、陶子。」

行為の端々でかけてくれる尚登さんの言葉にも酔わせられながら、私達はお互いの身体を探り合う。

「あっ…。」

私が思わず声を上げる。

「陶子はここが感じるんだな。」

表情は確認できないけど、尚登さんがニヤリとした様な気がした。

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