輝〜永遠の片思い〜


『えっと………』


え?これってまだあたし何か言う事あるんだっけ・・・


どうすればいいか全然分かんない!!!


「それって・・・」


『はい!!』


いきなり岡ッピが喋り出すから変な声が出てしまった・・・

でも、まともに喋ってる岡ッピ見た事なかったから全くっていう程、声も聞いた事なかったあたしは岡ッピの声にも惚れ惚れしてた・・・


声も素敵だー!!!



「今すぐ答えんとダメなん?」


え?何て言った?脈あるって事!??


『あっ、うううん!全然・・・あの、明日からゴールデンウイークで5日間休みやし・・・その間に考えてもらってもいいけど・・・えと、今すぐでもいいし考えてもらえるなら考えてもらってもいいけど・・・』



「ぢゃあ考えるし・・・」


『あっ、うん・・・』



えーっと、こっからどうすればいいんだろう・・・


『あっ、ぢゃあ・・・休み明けの部活の後に、またここに来てもらってもいい?』


「分かった」


『えと、ぢゃあ・・・今日はわざわざありがとう』


「うん、別に」


動こうとしない岡ッピ・・・


まだなんかあったっけ?
えーっと・・・


『ぢゃあ、・・・ぇっと、バイバイ?』



「………………」


無言で去ってく岡ッピ・・・
バイバイ位言ってくれてもいいぢゃん!


でもなんか岡ッピとこんなに話せて超嬉しい!!!
いつの間にか震えも止まってて相変わらず心臓はうるさいけど緊張ぢゃなくてドキドキするっていう、うるささに変わってた
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