my sweet love〜third〜
「もしもし
お疲れ様です」
『お疲れ様
こっちは落ち着いたんだが
そっちはどうだい?』
「今ちょうど柚も昼食を終えたところです」
『うん。じゃあ今から向かおうかな
柚ちゃんには一応今から行くことを
伝えておいてくれるかい?』
「はいわかりました
よろしくお願いします」
胸が高鳴るけど
そうも言ってられず病室に戻った
「ありがとうね」
「ううん。
気分はどう?」
「うん大丈夫そう」
「そっか
あのね今から矢野先生が会いに来るよ」
「そうなの?珍しいね」
「柚が緊急で入院してから
ずっと心配してくれてたんだよ
落ち着いたら会いに行くって
言ってくれてたんだ」
「嬉しいなぁ…」
少し笑顔が溢れた頃
ノックとともに扉が開き
矢野先生が訪れた