my sweet love〜third〜
龍side
柚と話をした翌朝
目覚ましを止めると
隣の柚はまだ眠っている
学校も始まって疲れてるかな…
まだ時間あるし少し寝かせてあげよう
柚を起こさないようにそっと出ると
朝食の準備を始める
昨日は驚いたな…
いつか自分で言い出す日が来るかもとは
思って居たもののいざそうなると
こっちも焦りがでる
今は体力がもってても
体力が追いつかなくなってから
休学をするんじゃもう遅い
その際どいラインを見極めなきゃいけない
柚がどれだけ真剣に
この道に進むことを決めたのか
そばで見てたからこそ辛いものがある
このまま順調に
調子を崩さず行けるように
俺が横でちゃんと支えないと。
俺も喘息を持ちながら
こうして医者になれたから
柚にもハンデを持ってても
目標まで届くって自信をつけてあげたい