my sweet love〜third〜
頭を上げられた感覚で目が覚めた
「起こしちゃったねごめんね?」
「あ、…」
「柚ちゃん熱がすこし上がってきたから
氷枕入れさせてもらったよ」
感じた怠さでただ頷く…
「具合はどう?
そろそろお昼の時間になるよ」
「だいじょうぶ…」
「じゃないよね?
無理しなくていいのよ柚ちゃん
怠さは強そうだよね
頭痛と目眩はする?」
「しない…です」
「ほかに辛いところとか何かある?」
「だるいだけ」
「うんわかった。
じゃあ後でお昼ご飯持ってくるから
それまでまた少し休んでてね」
無理しないでとだけわたしに伝えて
看護師さんは出て行った