my sweet love〜third〜






ずっと横になってたからか
ちょっと体制を変えたくなって
ベッドの背を上げてしばらくしたら
またじっとしてられなくなって
氷枕を机に置いて机に頭を置いてみた




なんか…しっくりくるかも…






色々考えたいこともたくさんあるのに
頭が怠さに負けちゃう…





うとうとして眠りそうになったり
ふと意識が戻ったり
そんなことをずっと続けていたら
突然龍の驚いた声が聞こえた



「ゆず!?どうした?」


え…なに?

私もびっくりしてゆっくり体を起こして
扉の方を向くと
凄い勢いでお盆を持った龍が歩いてきた




「どうした?辛いか?」



「ぁ…ううん大丈夫」


「びっくりしたよ…
机に頭乗せてるなんて気分でも
悪いかと思ったし」



「ぁれ…服…」



「そうそう今日はもう終わったの
お昼一緒に食べようと思って」




「そっか…」




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