my sweet love〜third〜




「荘!酸素チューブに変えて!
あと一応吐き気止めも!」



「すぐ取ってくる」



「ゆず?大丈夫
出したいだけ吐いていいよ
うん。大丈夫だよ」















止まりそうになかった吐き気も
チューブをつけられて少しで収まってきた




今度は鼻のチューブの気持ち悪さに
すぐチューブに手がいっちゃう…



「柚嫌だけど落ち着くまで我慢して?
苦しくなっちゃうから」





かろうじて口をゆすいで
まだ残る悪心に耐えながら横になった








龍の手は止まることなく
背中をさすり続けてくれて
荘は休まず処理をしてくれた








気分の悪い中でも
そんな2人の行動に罪悪感を覚えながら
襲ってきた眠気に耐えられずに眠りについた

















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