my sweet love〜third〜




「…ず……ゆ……ゅず…」





額の冷たさと声で目が覚めた



「ゆず?起こしてごめんね」




少しずつはっきりしてきた意識…



ん…りゅうだ…



「柚?大丈夫?」



「ん…ぉきた」



「うん起こしてごめんね?
気分はどう?」




「ん……」

少し頷くと微笑みが返ってきた



「大丈夫そうかな?
夕飯の時間の前に少し起きてて欲しくて。」



「ん…ごはん…たべるの?」



「ご飯無理そう?
気持ち悪かったし無理そうなら
食べなくてもいいよ」




「んー…」




「柚お昼少し無理してたから
夜は無理しないでいいからね

まぁまだ少し時間あるから
それまで起きてて決めよっか」

「ん」



「あ、あとね?熱少し上がってるから
今額に冷たいのつけたの
明日お父さんとお母さんと話したいだろうし
少しでも良くなればと思ってね」



「ありがと」


「うん。具合はどう?」



「だいじょぶそう…」



「うんそっか
柚かなり嫌がってたからマスクに戻したよ
チューブそんなに気持ち悪い?」




「なんか苦しい感じ…しちゃうの」



「そっかぁ
あんまり落ち着いてない時に
チューブつけること多いからかな?
少しずつなれていけるといいんだけど」









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