my sweet love〜third〜
急に恥ずかしくなって
自然と顔が下を向く…
「柚?照れてる?」
下から覗き込んでくる龍から目をそらすけど
真っ赤になった顔は隠しきれない
「自分で言っておいてそんなに赤くなる?笑
柚もまだまだ子供だなぁ」
「ひど…
私も大人になったもん少しは」
「そうかなぁ?
じゃあ今日から2人が帰って
寂しくなるけどご飯頑張って食べてね?」
「それとこれは違うじゃんー…
食べるように頑張るけど…」
「俺もなるべく顔出すからさ
1日でも退院近づけようね」
「ありがとう」
「よしっじゃあそろそろ帰ろっか」
ポンポンと私の頭を叩いて
病室に向かって歩き出した