my sweet love〜third〜
肩を叩かれて目が覚めた
ん……
「起こしてごめんね?
ちょっと体調確認したくて」
龍に起こされて
体温計を脇に挟まれた
「36度4分ね。少し下がったね
具合はどう?」
「少し良くなってる
怠いのも少しになった」
「そっかよかった
お昼少し食べれてたけど目眩も良くなった?」
「うん目眩はもう大丈夫そう」
「うんわかった
今日おれ泊まりだから手が空いたら
何度か顔出すけど遠慮しないで
何かあったらナースコールするんだよ」
「うん分かった」
「この後15時から会議で2時間くらいかな…
呼ばれてもすぐ来れないかもだけど
智も荘も今日はいるから遠慮しないでね
我慢したら辛くなるの柚だから」
「そんなに心配なの?」
「体調大丈夫って言ってるけど
今日は顔色があんまり良くないからね
体調落ち着いたら一時帰宅もして
少しずつ体力戻したいからさ
柚がいない家そろそろ飽きたよ」
そう言って軽くキスをされた
「っちょ……ここ病室…」
「ごめんごめん笑
じゃあそろそろ行ってくるね」
「いってらっしゃい頑張ってね」