my sweet love〜third〜
「そうだよな。会いたいよな」
「もちろん2人も忙しいし
学校のことも話さないとかなって思うから
心構えも必要かなって思うけど
そーゆーことじゃなくて会いたいなって」
「うん。2人と他愛もない話して
笑ってる柚は本当に楽しそうだからさ。
すぐに会えるように治療しよう
病室の中でここから動かなければ
2〜3日の間に会う許可は出せるかな。」
「本当に??」
「ただ、発作が落ち着けばの話ね。
酸素チューブはつけたまま
カテーテルとモニターは様子によるかな
その状態で柚が良ければあって良いよ
2人と会えるのが柚にとっても
プラスになると思うし」
「そっか…
こんな格好で会ったら余計心配かけるよね」
「もちろん心配するとおもうけど
2人も会えるってことが嬉しいんじゃない?
会えるところまで回復出来て」
「そう…だといいな…」
「連絡してみる?
柚からメールしてみたら?」
「こんないかにも重病人でも大丈夫かな」
「大丈夫に決まってる」
「ありがと
後で連絡してみるね」