my sweet love〜third〜
コンコン
「3人とも?泣きすぎだから
そろそろみんな落ち着こうか」
優しく笑いながら
困った笑顔を浮かべて入ってきた荘
「荘!」
そんな荘を見つけて
勢いよく立ち上がった覇瑠
「なんでこんな大切なこと!!!
荘のバカ!!!」
「ごめんな?覇瑠も悠も。
俺と智はもちろん知ってたよ
黙ってたのはごめん。
でもきっと柚は自分の口で言いたいと
思ったからさ…」
「覇瑠?荘を怒らないで。
悠も智怒っちゃダメだからね?
みんながたくさん考えてくれてたんだね
伝えるのが遅くなってごめんね?
体が言うこと聞かなくて
会える許可が下りなくなっちゃってさ」
「ごめん…
でもそうだよね…こうして柚の口で
しっかり聞けてよかった」
「お昼の時間だからさ。持ってきたよ
あんまりみんなして泣かないの」
3人とも涙を拭いて
お昼ご飯を4人で楽しく食べた