my sweet love〜third〜




寝返りを打ったときの違和感で目が覚めた



あれ…柚……



ってあれ⁉︎


柚居ない

まだ朝の7時なのに。



今日はお昼ご飯を食べる予定で
10時ごろに家を出る予定だったから
2人とも起きるのは8:30ごろのはずだった





眠気から一気に冷めた体で
リビングに行くと毛布を肩にかけて
マグカップのお茶を飲みながら
テレビを見る柚がいた



「あ…おはよう…
起こしちゃった?ごめんね」



「いや。俺が勝手に起きただけ
柚いつから起きてる?」



「ん?さっきだよ」


「ベッド冷えてたよ
何時に起きたの?」



「……」


「柚?」


「5時半ごろ…」


「目覚めちゃったの?
昨日寝るの遅かったから寝不足になるよ?」


「うん…緊張で目覚めちゃって
心配かけてごめんね
でも今日は大丈夫だから。
ちゃんとご挨拶しないとだし」



「気張んなくていいから。
少しゆっくりしよう
俺隣にいるから。眠れそうなら少し寝て」






しばらくテレビを見てた柚も
少し安心したのか
30分ほどだけだったけど眠ってくれた












< 19 / 230 >

この作品をシェア

pagetop