my sweet love〜third〜
寝返りを打ったときの違和感で目が覚めた
あれ…柚……
ってあれ⁉︎
柚居ない
まだ朝の7時なのに。
今日はお昼ご飯を食べる予定で
10時ごろに家を出る予定だったから
2人とも起きるのは8:30ごろのはずだった
眠気から一気に冷めた体で
リビングに行くと毛布を肩にかけて
マグカップのお茶を飲みながら
テレビを見る柚がいた
「あ…おはよう…
起こしちゃった?ごめんね」
「いや。俺が勝手に起きただけ
柚いつから起きてる?」
「ん?さっきだよ」
「ベッド冷えてたよ
何時に起きたの?」
「……」
「柚?」
「5時半ごろ…」
「目覚めちゃったの?
昨日寝るの遅かったから寝不足になるよ?」
「うん…緊張で目覚めちゃって
心配かけてごめんね
でも今日は大丈夫だから。
ちゃんとご挨拶しないとだし」
「気張んなくていいから。
少しゆっくりしよう
俺隣にいるから。眠れそうなら少し寝て」
しばらくテレビを見てた柚も
少し安心したのか
30分ほどだけだったけど眠ってくれた