my sweet love〜third〜
荘side
「それにしても覇瑠頑張ってるな」
そう小声で龍が言ってきた
「あぁ。見てて心配になるくらいなんだよ」
「お風呂上がりで化粧してないのもあるけど
少し顔色悪くないか?」
「今朝も全然起きれなくてさ
俺が覇瑠の目覚ましで起きて朝ごはん作ったのは
全然いいんだけど
その後もしばらく起きれなくてさ
結局朝ごはんも半分くらい食べて
バタバタでてったんだよ
夜中もレポートやりながら机で寝てたりさ」
「体調は大丈夫なのかな…」
「少し顔色はすぐれないけど
具合悪そうなところ見てないし
しっかり食べれてるみたいだから
そんなに心配してないんだけどね」
「本人も大丈夫って言ってるんだろ?」
「ああ。疲れは溜まってるみたいだけど
実習先がいいところみたいでさ
楽しいくらいには言ってて
体調もなんともないって言ってる」
「じゃあ俺らの気にしすぎか」