my sweet love〜third〜
プルルルルプルルルル
プロポーズからむかし話をしてる時
悠に電話がかかってきた
「ごめんちょっと出てくるね」
「うん!いってらっしゃい〜」
「あ、そういえば覇瑠」
「んー?」
「バイトはどうなの?
暫く話せてなかったけど」
「あーバイトね辞めちゃったの
やっぱり体力的に学校との両立
難しくってさ
荘にもかなり心配かけてて
体調優れない時期も迷惑かけられないから
バイト出てたんだけど
体がやっぱり追いつかなくてさ」
「そうだったんだ…
ごめんね私何にも知らなくて」
「全然!柚は夏休み頑張ってたんだから
そんなこと知らなくて当然だよ!
少しの間だったけど
社会経験できてよかったって思ってる
看護師になったらずっと看護師だから
普通のアルバイトとかも
経験してみたかったって感じだからね」
「そうだよね
看護に進んだら卒業さえすれば
看護師になれるけど
普通に就職する人たちとは
別の道って感じだもんね」