my sweet love〜third〜
良くならない体調のまま
おかゆを作ってくれた荘に起こされた
「熱あんまり下がってないから
早く薬飲んじゃおう?
少しでも良いから食べて欲しいんだけど」
「ありがと」
荘に支えてもらいながら座ったものの
高熱とだるさでとにかくしんどい…
「きつそうだな…
少し食べれば薬飲んでいいから
俺手伝うからちょっとだけ頑張ろう」
「うん」
私の口にお粥を運んでくれて
それでも少ししか食べられなかった
「最後薬だけね
うん頑張ったね」
「ありがとう」
「ゆっくり休んで楽になろうな」
優しい言葉と温かい手の温もりで眠りについた