my sweet love〜third〜





少しは眠れたものの目が覚めて
うとうとしながらも眠れない時間が過ぎた



嫌な胸の感覚に体を起こしたものの
よくなる感覚はない…



喘息かな…

そう思ううちにもう呼吸は苦しくなって
咳も出始めちゃった…



自力で止めようと思っても
熱のせいで体力もなくてただただきつい



「大丈夫か?落ちつこう」


咳を聞いてすぐに荘が部屋に来てくれた



「きついな
吸入少し頑張ろうか」



呼吸に合わせて吸入をさせてくれる




少しずつ咳も治まって来た



「うん。いい感じ
このままゆっくり続けて」



とにかくきつい体を荘に預けて
そのまま眠りについた






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