my sweet love〜third〜
ほとんど眠れてなかったし
このまま家まで連れて帰るか
そう思ってエンジンを切ると
目を覚ました柚
「ん…ぁれ……
あっ…寝てたよねごめん」
「謝ることないよ
頑張ってくれてありがとう
ほとんど眠れてないし疲れただろ」
「んーん龍も緊張してたし
素敵な言葉選んでくれたし
お母さんもお父さんも相変わらず優しくて
素敵な時間だったなぁ…」
「そんなこと言ったら母さん喜ぶよ
今日はもうお家でゆっくりしよ」
「せっかくのお休みなのにいいの?」
「柚とゆっくりするのも
俺にとっては最高の癒し」
「恥ずかしい…やめて」
そう言って照れながら車を降りていった
そんな可愛い柚を追いかけて
家であまーい時間になるのはもちろんで
疲れてる柚を気遣って
軽くいちゃついてたら
ふとした瞬間に柚は眠ってしまった
これからはより責任を持って
幸せにしていかないとな…
柚の優しい寝顔を見ながら
そう思うほかなかった