my sweet love〜third〜



寝室に戻ると辛そうな悠が
ベットに座っていた


「手伝うからこれに着替えよ
ちょっと辛いけどごめんな」




着替えさせて必要なものを持って
車まで歩くという悠を支えながら
車に乗せて病院に向かった




病院に着くと10分ほど待って
診察室に呼ばれた



「悠呼ばれたから行こうか
歩けそう?」


「ぅん頑張る…」


今にも崩れそうな悠を支えながら
診察室に入ると龍が待っていた



「熱高そうだな
とりあえずベッドでいいよ」


診察室の扉が閉まったのを確認して
悠を横抱きにしてベッドの上に下ろした


ベッドの上の悠は直ぐに頭を抱えた


「かなり辛そうだな…
とりあえず智わかる範囲で教えて」


「一昨日学校から帰ってきて
疲れが抜けないって言ってたんだ
それで早めに休ませて
次の日は俺のが早く出る日で
俺が起きた時起きてくれたんだけど
眠そうで静かにそっとしておいたら
また眠ったらしくて
そのあと1人で起きた時7度8だっけな
熱と頭痛で学校休んだらしい
俺が帰ってくるまで少しご飯食べて
ずっと眠ってたって言ってて
その時は8度8分でお粥少し食べて寝させた
今朝から9度でさっきが9度2分
フラフラで立ってるのも座ってるのも
辛いんだと思う
一番は頭痛がひどいみたい」



「分かった
よし悠?ちょっと音聴かせてね
体制そのままでいいよ」





「解熱剤点滴しよう。
効いてくれば頭痛も良くなるから
少しだけ我慢してね
水分は取れてる?智」


「いやあんまり取れてないと思う」


「じゃあそっちも点滴入れよう」






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