my sweet love〜third〜
30分ほどで点滴が終わって
龍も忙しそうだから点滴を外したけど
悠は起きなかった
外した点滴の処理をして
隣の龍に声をかけて戻ってくると
悠がちょうど目を覚ました
「悠?起きた?」
「あ…うん」
「さっき点滴終わったところ
具合はどう?」
「少しはマシになったかな…」
「悠さっき音聴いて特に大丈夫そうだったよ
のど痛いとかある?」
「んーん大丈夫」
「頭痛以外に辛いところある?」
「怠いくらいかな」
「風邪じゃ無さそうだね
疲れが溜まってて熱でちゃった感じだから
ゆっくり休んで。
明日明後日は週末で学校もないし
気にせず寝てなね」
「はい」
「疲れたと思ったら休むようにね?
体が限界までやっちゃうと
一気に高熱出ちゃうから」
「ごめんなさい…」
「謝らなくていいよ
頑張ってる証拠だからさ。」
「今日は俺いるから
家でゆっくりしような」
「ありがと」
「智。解熱剤出しておくから
熱高くて頭痛ひどかったら飲ませて。
熱大丈夫でも頭痛ひどかったら
痛み止めも出しておくから」
「ありがとう」
「今日当直だから何かあれば直ぐ連れてきて」
「あぁ」
「じゃあ悠お大事にね」
「ありがとう」