my sweet love〜third〜



「悠」

声をかけると直ぐに目を覚ました


「おはよう起きれるか?」


「ん…」

まだ眠そうでこのままそっとしておいたら
そのまままた眠りにつきそう


「悠起きて。ご飯食べよ」


「ん。」

少しずつ瞬きが多くなって
目を覚まそうとしてくれてる


その間に体温計を挟むと
38度6分と少し下がってくれた


「起きた?」


「ん、おきた」


「具合はどう?ご飯食べられそう?」


「うん大丈夫そう」


「良かった
動くの辛いだろうから持ってくる」


「あ、その前にトイレ行ってくる」


「分かった行けるか?」


「大丈夫…だと思う」



支えようかと思ったけど
悠ががんばって歩き始めたから
そのままそっとして
俺は悠のご飯を寝室に持っていく準備をした




どうにかリビングに戻ってきた悠は
顔色も悪く今にも倒れそうで
直ぐに駆け寄った



「大丈夫か」


「フラフラ…する」


「熱高いからな。ちょっとじっとしてて」


悠をベッドの上に下ろして
座らせてからおかゆを持ってきた




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