my sweet love〜third〜
家で食事と風呂を済ませて
柚の入院道具を持って
また病院に戻ってきた
今日は俺もかなり疲れた…
はぁ…
また暫く柚の笑顔は見れないんだろうな
辛そうな柚を見てることしか
できない日々が続くか…
それを考えるだけで気が滅入る
気分も体力も底をつき
仮眠室で1人ため息をついた
「龍」
「え…?智おつかれ」
「お疲れ」
「当直か?」
「いや、仕事おわんなくてさ。
悠大丈夫そうだから泊まることにした
荘から連絡きてたよ
心配してた。覇瑠も」
「あ、そうだ…
2人に連絡入れようと思ったまま
忘れてたわ」
「疲れ切ってるし仕方ないよ
飯ちゃんと食ってきたのか?」
「あぁ。適当にな」
「大丈夫かよ
龍体調崩さないようにな?
あんまり疲れ溜まると喘息の事もあるし…」
「あぁ。柚に心配かけられないしな
どうにか頑張るしかないよ…」
「無理しすぎんなよ
泊まり込みも俺らに任せて
ちゃんと休むんだぞ」
「あぁ。しばらく柚の笑顔見れないと思うと
気が滅入るよ…
でもそんなことばっか言ってられないし
1日でも早く辛さ除いてあげたいし」
「俺も頑張るからさ。
なんでも頼って来いよな
今はゆっくり休め。
明日も仕事だし」
「あぁ。ありがと」
それから2人とも無言になって
2時間くらいでやっと眠りにつけた