my sweet love〜third〜

「落ち着いたね。柚頑張ったね」


「先生。先ほどナースコールしてくれて
ここに来た際なんですが
目眩もするという事と高熱で
柚ちゃんさらに辛かったみたいで。」


「そっか…
このままだと免疫落ちて行って
肺炎とかになりかねないから
少し落ち着いたら今日中に
無菌室に移動しよう
確か今空き何室かあるよね？」


「確認しますが空いてると思います
柚ちゃん少し落ち着いたら
移動の手配かけておきますね」


「うんありがとう
準備できたらまた呼び出して」


「分かりました
一度これで失礼します
柚ちゃん？また何かあったら
すぐにナースコールしてね
話すの辛かったら押すだけでいいから」



少し頷いた柚に
優しく微笑んでから出て行った




「柚頑張ったね
あとで無菌室移動するからね
今少し風邪引きやすくなってるから
予防って感じだね
少し眠れるなら眠ってていいよ」



「…はぁ…りゅ、」


「ん？どうした？」


「また、っ…きて…くれる？」


「うん。もちろん
様子見に何度かくるから安心して？
辛いのに寂しい思いさせてごめんな」




俺の言葉に少し口角を上げてくれて
自然と眠りについてくれた