my sweet love〜third〜



「少し落ち着いた?
ご飯食べられそうかな」


「うん」


「無理しなくていいからな」



少しずつだけどなんとか食べられて
ホッとした


出された量の三分の一くらいしか
食べられなかったけど
俺の予想よりは食べられて良かった





「たくさん食べたね
気持ち悪くない?」


「ぅん」


「目が覚めたらこまめに水分摂ってね
熱が高いから余計脱水なりやすいから」


「はぁぃ…」



「頑張って食べたから疲れちゃったね
眠れそうなら眠っていいよ
ちょっと熱測らせてね」


首元の汗が滲んで来て
食べることと話すことで体力使ったから
また熱が上がって来たな



「んー9度2分ね…
柚?このまま熱高いと心臓にも良くないのね
だからちょっと強い薬入れて
少しでも熱下げたいんだけど良い?」


「どう…なる?」


「副作用はあまりでないと思うけど
倦怠感と食欲不振。
もしかしたら吐き気と嘔吐かな…」


「しないと…だめ…?
それなら…今のままが…ぃぃ」



「そっか……んー分かった
ちょくちょく様子見に来る
これ以上上がると危険だから
その時は使わせてもらうね
ちゃんと伝えてから使うから大丈夫
使わないようにももう休んで?
ゆっくり眠って」



小さく頷いた後で
ありがとうと呟いて眠った






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