my sweet love〜third〜
龍side
荘と話していろんなことを
改めて思い直した
俺自身、今回の決断がショックすぎて
前を向けずに居て
でも時間は嫌でも進んで仕事もあって
人の命に関わる仕事だから
切り替えて生活をしていて
おかげで周りの人にどれだけ心配を
かけてしまったか思い知った
自分のことさえ管理できてなかった。
今日から少しずつ前を向いていく
俺がみんなに支えられて
柚もみんなに支えられて
そうする事でしか進めない俺だけど
いいよな…?柚…
諦めない事と前を向くことを決めて
俺はまた午後の外来に集中した
「お疲れ様でした」
担当してくれた看護師さんと
お互いねぎらった
「お疲れ様
今日は患者さん少なかったね」
「確かにそうですね
早めに終わって良かったです
先生ちゃんと休んでくださいね」
「え?」
「柚ちゃんが入院してから
先生元気がないと言うか上の空と言いますか
そんな感じだったので…
大変だと思いますけど
私達看護師もできる限りサポートするので
無理だけはしないでくださいね」
「さすがだね。ありがとう
ちゃんと休んで元気出すよ」
「お願いしますね
今日はお疲れ様でした失礼します」
「お疲れ様」