俺たちのテニス
入学入部
俺は白乃ヶ学園に入学した。
「一斗くん」
「桜庭!?」
この子は桜庭真理恵。
中学の頃から同じクラスで俺の片思いの人
「同じクラスだね。」
えっ!?マジでぇ?
「ねぇ、テニス部に入るんでしょ?」
「いっ、いや・・・」
俺はギュッと右の肘を掴んだ
思い出したくね~な
「あっ・・・ごめんね?」
「気にすんなよ!」
もうテニスは出来ない
この肘は使えない・・・
「教室行こっ」
気を遣ってくれんのは嬉しいけどやっぱ辛いな
試験にとき以来の教室
あの時とはまったく違う
「私の席はここで・・・
一斗くんはここ!」
「隣だな」
よっしゃー!!!
神様に感謝!!!
「よう、安食!」
こいつ・・・