朱莉さんの不可解な一週間
「はあ!?」

「それで変じゃなかったらお前が悪い訳じゃないし」

「はああ!?」

「俺、結構テクニシャンだぞ?」

「はあああ!?」

「時にはそういう慰めも必要だったりするし」

「慰め……?」

「心の傷を体で癒すって感じだな。他人の肌の温もりって結構安心したりする」

「……」

「体の相性がよかったら、続けていけばいいし。そのまま続けてりゃ、いつかは結婚するかもしれねえぞ」

煙草の煙を吐き出しながらそう言った社長は、持ってた煙草を床に落とすと靴で踏み付け火種を消す。
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