朱莉さんの不可解な一週間
「どうして黙ってたんですか?」
「……何が?」
「電気が止まってる事をです」
「言っても仕方ないし」
「仕方ない?」
「だって、あたしの問題だし、言ったところでどうにもなんないし」
「どうにもならない?」
「どうにもならないじゃん。先生に言って電気が点くなら言うけども」
「……」
「それに、そんな事言われても先生だって困るでしょ?」
「……」
「だから何だって話になんじゃん?」
「……何が?」
「電気が止まってる事をです」
「言っても仕方ないし」
「仕方ない?」
「だって、あたしの問題だし、言ったところでどうにもなんないし」
「どうにもならない?」
「どうにもならないじゃん。先生に言って電気が点くなら言うけども」
「……」
「それに、そんな事言われても先生だって困るでしょ?」
「……」
「だから何だって話になんじゃん?」