朱莉さんの不可解な一週間
「も、問題っていうか何ていうか……」

「僕の事が好きなんですよね?」

「そ、そうだけど――」

「僕と結婚する気があるんですよね?」

「そ、それはあるけども――」

「なら、一緒に住みましょう」

「……」

「安心して下さい。食事は僕が作ります」

「ええ!?」

「一人だと面倒だから大抵はスーパーのお弁当で済ませてますが、これでも人並みに料理は出来ます」

「えええ!?」

「掃除も洗濯も任せてくれて構いません」
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