波乱万丈。第1章

帰宅した家はとても静かで

あたしは彼氏を見つめて言った

「なんで助けなかったの…」

何も言わないで黙ったままの彼氏

「先輩が怖くて彼女がまわされたの何も思わなかったってこと…」

それでも黙る彼氏にあたしは手を挙げた

殴って、殴り返されても殴り続けた

あたし達は終わった。

最後の最後まであたしの顔を見る事は

無かった

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