Some Day ~夢に向かって~
朝から、自分達で、宣伝して歩いたようなものだから、仕方ないんだけど、私達が付き合い始めたことは、瞬く間に校内に広まってしまった。
ついにあの白鳥さんに彼女が出来たって、校内では結構驚きを持って、受け止められたみたい。前にも言った通り、甲子園を何度も沸かせた大エ-ス白鳥徹に、彼女がいない、誰の告白も受け入れないっていうのは、明協七不思議の1つに数えてられてたくらいだから。
由夏には、もちろん事前に電話で報告してあったけど、塚原くんと言い合いしてた時とは、別人のような笑顔で改めて祝福してくれたし、加瀬くんからもおめでとう、よかったなって言ってもらった時は、恐縮してしまったけど、でも嬉しかった。
今まで、私達は学校ではあまり話せなかった。先輩は
「自分が人気者だとうぬぼれてたわけじゃないけど、ちゃんと付き合う前から、悠と親しくし過ぎると、お前が嫌な思いをするんじゃないかと思って、今までは意識して、学校では話さないようにしてた。ゴメンな。だけど、これからはもう遠慮しないぜ。」
「はい。」
塾の帰りやメ-ルはあったけど、学校であんまり先輩が私を気にしてくれないのは、正直不満だったから、そう言ってもらえたのも嬉しかった。
そして昼休み、いつものように私は由夏と2人で屋上でお弁当タイム。
「先輩、2人のラブラブを邪魔するつもりはありませんけど、もともと悠は私のモノですから。ランチタイムだけは、今まで通りにさせてもらいますよ。」
「わかってるよ。でもこれからは、たまには俺も混ぜてくれよな。」
私のモノって・・・由夏の言い草にも困っちゃうけど、でももちろん由夏は大切な親友。これからもよろしくね!
もうすぐ12月だけど、穏やかないい天気。私達は話に花を咲かせながら、お弁当をつつく。由夏にいろいろ、根掘り葉掘り聞かれ、私は逆に塚原くんのことを聞くけど
「あんな奴のこと、話題に出さないで。せっかくのお弁当がまずくなっちゃうから。」
と、けんもほろろ。なんか変なんだよなぁ・・・。
ついにあの白鳥さんに彼女が出来たって、校内では結構驚きを持って、受け止められたみたい。前にも言った通り、甲子園を何度も沸かせた大エ-ス白鳥徹に、彼女がいない、誰の告白も受け入れないっていうのは、明協七不思議の1つに数えてられてたくらいだから。
由夏には、もちろん事前に電話で報告してあったけど、塚原くんと言い合いしてた時とは、別人のような笑顔で改めて祝福してくれたし、加瀬くんからもおめでとう、よかったなって言ってもらった時は、恐縮してしまったけど、でも嬉しかった。
今まで、私達は学校ではあまり話せなかった。先輩は
「自分が人気者だとうぬぼれてたわけじゃないけど、ちゃんと付き合う前から、悠と親しくし過ぎると、お前が嫌な思いをするんじゃないかと思って、今までは意識して、学校では話さないようにしてた。ゴメンな。だけど、これからはもう遠慮しないぜ。」
「はい。」
塾の帰りやメ-ルはあったけど、学校であんまり先輩が私を気にしてくれないのは、正直不満だったから、そう言ってもらえたのも嬉しかった。
そして昼休み、いつものように私は由夏と2人で屋上でお弁当タイム。
「先輩、2人のラブラブを邪魔するつもりはありませんけど、もともと悠は私のモノですから。ランチタイムだけは、今まで通りにさせてもらいますよ。」
「わかってるよ。でもこれからは、たまには俺も混ぜてくれよな。」
私のモノって・・・由夏の言い草にも困っちゃうけど、でももちろん由夏は大切な親友。これからもよろしくね!
もうすぐ12月だけど、穏やかないい天気。私達は話に花を咲かせながら、お弁当をつつく。由夏にいろいろ、根掘り葉掘り聞かれ、私は逆に塚原くんのことを聞くけど
「あんな奴のこと、話題に出さないで。せっかくのお弁当がまずくなっちゃうから。」
と、けんもほろろ。なんか変なんだよなぁ・・・。