Some Day ~夢に向かって~
そして、いよいよその日がやって来た。
朝から緊張してる私を徹くんが、家まで迎えに来てくれる。
「なんだ、カチンコチンじゃないか。もっとリラックスしろよ、2回目なんだから。」
だからぁ、私の気持ちがちっともわかってないんだから、徹くんは。
私は手土産に用意した、カステラの袋を握りしめて、歩き出した。
徹くんの家まではバス。いったん駅に出て、乗り換えだから時間がかかるけど仕方がない。徹くんは車で迎えに来させようか?なんて言うから、固くご辞退申し上げた。あんな高そうな車が、いきなり我が家に横付けされたら、大変なことになっちゃうよ。
なんだかんだで、徹くんの家までは約1時間。私達は、いろいろ話しながら、向かうけど、実は私は半分上の空。緊張感は高まる一方。
そしてついに、あの立派な門の前に立つ。
「今日は親父、ゴルフ行ってて留守だから。」
えっ、お父さんいないの?徹くんは嬉しそうに言うけど、私はショック。お父さんは前回、私に割と好意的だったみたいだから、結構あてにしてたのに・・・。
いよいよ緊張感はMAX、私は大きく深呼吸すると、徹くんの後に付いて、門の中に入った。
「わぁ~、悠ちゃん、おはよう~。」
するといきなり唯ちゃんが飛び付いて来た。そう来るとは思ってたけど、まさか家の外で待ち構えているとは・・・ちょっと意表をつかれた。
「おはよう、唯ちゃん。また来ちゃった。」
「待ってたよ~。もう悠ちゃん、すごく可愛い。お兄ちゃんがにやけちゃってるじゃん。」
この間来た時は、学校帰りだったから制服だったし、唯ちゃんと私服で会うのは初めてか。
「そんなことないよ、唯ちゃんこそ可愛いね。」
「悠ちゃんには負けます。さぁ行こう、お母さん、お待ちかねだよ。」
と言うと、唯ちゃんは私の手をグイグイ引っ張って歩き出す。
ちょ、ちょっと、私まだ心の準備が~・・・。
朝から緊張してる私を徹くんが、家まで迎えに来てくれる。
「なんだ、カチンコチンじゃないか。もっとリラックスしろよ、2回目なんだから。」
だからぁ、私の気持ちがちっともわかってないんだから、徹くんは。
私は手土産に用意した、カステラの袋を握りしめて、歩き出した。
徹くんの家まではバス。いったん駅に出て、乗り換えだから時間がかかるけど仕方がない。徹くんは車で迎えに来させようか?なんて言うから、固くご辞退申し上げた。あんな高そうな車が、いきなり我が家に横付けされたら、大変なことになっちゃうよ。
なんだかんだで、徹くんの家までは約1時間。私達は、いろいろ話しながら、向かうけど、実は私は半分上の空。緊張感は高まる一方。
そしてついに、あの立派な門の前に立つ。
「今日は親父、ゴルフ行ってて留守だから。」
えっ、お父さんいないの?徹くんは嬉しそうに言うけど、私はショック。お父さんは前回、私に割と好意的だったみたいだから、結構あてにしてたのに・・・。
いよいよ緊張感はMAX、私は大きく深呼吸すると、徹くんの後に付いて、門の中に入った。
「わぁ~、悠ちゃん、おはよう~。」
するといきなり唯ちゃんが飛び付いて来た。そう来るとは思ってたけど、まさか家の外で待ち構えているとは・・・ちょっと意表をつかれた。
「おはよう、唯ちゃん。また来ちゃった。」
「待ってたよ~。もう悠ちゃん、すごく可愛い。お兄ちゃんがにやけちゃってるじゃん。」
この間来た時は、学校帰りだったから制服だったし、唯ちゃんと私服で会うのは初めてか。
「そんなことないよ、唯ちゃんこそ可愛いね。」
「悠ちゃんには負けます。さぁ行こう、お母さん、お待ちかねだよ。」
と言うと、唯ちゃんは私の手をグイグイ引っ張って歩き出す。
ちょ、ちょっと、私まだ心の準備が~・・・。