Some Day ~夢に向かって~
「お母さ〜ん、悠ちゃん、来たよ〜。」
唯ちゃんに手を引っ張られ、私はそのまま、家の中に連れ込まれてしまった。
私が緊張して、待っていると
「いらっしゃい。お待ちしてました。」
と前回とは打って変わった満面の笑みで、お母さんが出迎えてくれる。
「あ、あの・・・ご無沙汰してます。今日はまたお邪魔させていただきます。これ、よろしかったら、みなさんで!」
それでも、私の緊張は全くほぐれないまま、挨拶をすると、夢中で手土産のカステラを、お母さんに差し出した。
「あら、そんな、気を遣わなくてよかったのに。じゃ、せっかくだから、頂戴しますね。さ、どうぞ。」
お母さんは笑顔のまま、私を招き入れてくれる。
応接間に通された私は、でも緊張の面持ちのまま、徹くんと一緒に座っていると
「どうぞ〜。」
まず、唯ちゃんがお茶を、お母さんがケーキを持って入って来た。
「悠ちゃん・・・って呼んでいいかしら?」
「は、はい。」
「悠ちゃんのお口に合うかどうか。でも割と評判はいいケーキ屋さんだから、食べてみて。」
「はい、いただきます。」
大好きなショートケーキ、いつもなら口いっぱい頬張っちゃうところだけど、一応しおらしく、とりあえず一口・・・
お、おいしい・・・甘さ控えめだけど、口の中で、クリームもスポンジもとろけそう。
「おいしいです。」
思わず満面の笑みで言うと
「そう、ならよかった。」
とお母さんも笑顔で答えてくれた。
唯ちゃんに手を引っ張られ、私はそのまま、家の中に連れ込まれてしまった。
私が緊張して、待っていると
「いらっしゃい。お待ちしてました。」
と前回とは打って変わった満面の笑みで、お母さんが出迎えてくれる。
「あ、あの・・・ご無沙汰してます。今日はまたお邪魔させていただきます。これ、よろしかったら、みなさんで!」
それでも、私の緊張は全くほぐれないまま、挨拶をすると、夢中で手土産のカステラを、お母さんに差し出した。
「あら、そんな、気を遣わなくてよかったのに。じゃ、せっかくだから、頂戴しますね。さ、どうぞ。」
お母さんは笑顔のまま、私を招き入れてくれる。
応接間に通された私は、でも緊張の面持ちのまま、徹くんと一緒に座っていると
「どうぞ〜。」
まず、唯ちゃんがお茶を、お母さんがケーキを持って入って来た。
「悠ちゃん・・・って呼んでいいかしら?」
「は、はい。」
「悠ちゃんのお口に合うかどうか。でも割と評判はいいケーキ屋さんだから、食べてみて。」
「はい、いただきます。」
大好きなショートケーキ、いつもなら口いっぱい頬張っちゃうところだけど、一応しおらしく、とりあえず一口・・・
お、おいしい・・・甘さ控えめだけど、口の中で、クリームもスポンジもとろけそう。
「おいしいです。」
思わず満面の笑みで言うと
「そう、ならよかった。」
とお母さんも笑顔で答えてくれた。