無題 ~ グリンフォール~
今日見た夢は、




「三日後の、29日、私は、マッドに、殺されかけるの。



だから、私は、チェシャと、アリエルとエリック、ウサギを連れて逃げていた。



だけれど、私の足では、捕まってしまう。


それなのに、私は、大聖堂に、向かっていた。



大聖堂の大門の前に、気づいたら、いたの。



私は、持ってきていた、メモ帳にある、言葉を唱えて、開いた扉に向かって歩き出した。



ていうので、終わったの。」





女神様は、驚いている。


そして、私は、用意していた言葉を女神に投げかけた。




「知っているんでしょう?
大門を開く言葉。」




一か八かの、言葉だった。




女神は、驚いていた。




そして、諦めたように




「…やはり、バレていましたか。」



と言った。




そう。

私は、女神様がついていた嘘を知っていた。






「その言葉を、貴方は、教えて欲しいのですか?」




「もちろんです。」




「わかりました。
では、教えますが、笑わないでくださいね。


その言葉は、
“ ”」




その言葉を聞いて、私は、笑いそうになった。


が、我慢した。


流石に、女神が怒る。





そして、色々話した。



夜が明ける。


私は、皆に夜中抜け出していたことを悟られないため、寝床に戻ろうとした。




そして、女神の泉を出る前に、ひとつの嘘を明かした。




「女神様!私ねぇ、実は、予知夢なんか、見てませーん!はったりを、かけてみたんだよ。嘘ついてごめんなさい。
じゃあね。」





女神は、呆れていたが、最後には、笑っていた。





私は、無事、みんなに悟られず、寝床に戻れた。





あと一時間したら、ウサギが、私を起こしに来る。





それまで寝てよう。と思った。
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