幼馴染みと、恋とか愛とか
えっ!?どうしてそうなるの!?
紫苑に退職願を受理して貰えて良かった…と安心してた土曜日の朝、彼は何を思ったのか我が家に来て、軽い挨拶をした後でいきなり……
「萌音と結婚します。それで今日から一緒に暮らします」
「「えっ!?」」
両親が揃って驚き、私は目が点になった。
珍しく早起きしてた弟の蓮也もドングリのように目を丸くする。
「し、紫苑!?」
昨日の今日で何をトチ狂った!?
私は口に運ぼうとしてたフレンチトーストを持ったまま呆然として彼の名前を呼んだ。
「いいだろ。萌音」
いや、良くないでしょ。
「なんでそんなことになるの!?」
確かに昨日のお昼は、紫苑から二度目のポロポーズをされた。
私はそれに対して「イエス」に近い返事をしたかもしれない。
でも、それは過去を話しても紫苑の態度が変わらなかったからホッとして、ずっと側に居れたらいいな…と思ったからだ。
紫苑と同じように、自分も彼を大事にしよう…と誓ったのも確かだし、彼のことを好きだと改めて認識した。
だけど、まだいろいろと問題が残ってて、実際に結婚なんてどころではない筈。
「萌音と結婚します。それで今日から一緒に暮らします」
「「えっ!?」」
両親が揃って驚き、私は目が点になった。
珍しく早起きしてた弟の蓮也もドングリのように目を丸くする。
「し、紫苑!?」
昨日の今日で何をトチ狂った!?
私は口に運ぼうとしてたフレンチトーストを持ったまま呆然として彼の名前を呼んだ。
「いいだろ。萌音」
いや、良くないでしょ。
「なんでそんなことになるの!?」
確かに昨日のお昼は、紫苑から二度目のポロポーズをされた。
私はそれに対して「イエス」に近い返事をしたかもしれない。
でも、それは過去を話しても紫苑の態度が変わらなかったからホッとして、ずっと側に居れたらいいな…と思ったからだ。
紫苑と同じように、自分も彼を大事にしよう…と誓ったのも確かだし、彼のことを好きだと改めて認識した。
だけど、まだいろいろと問題が残ってて、実際に結婚なんてどころではない筈。