幼馴染みと、恋とか愛とか
本当にバーなの?と疑いたくなるくらいの高級食材を使用した料理がずらっと並ぶ。
それらは見た目の美しさもさる事ながら、味の方もピカイチで、本当にどれも美味しくて声も出せない。
特にマスターがお勧めだと話した牛テールの煮込みはトロトロで、女子はその豊富なコラーゲンに、「明日が楽しみ」とウットリする始末。
他にもたらば蟹だのエビだのが山のように盛られた焼き物にも圧倒されたし、仕上げのデザートとして出されてきたのは、アメリカンサイズのチーズスフレケーキで……。
(何て言うか、どれだけ稼いでるのか知らないけど、こんなに散財しても大丈夫な訳!?)
(紫苑~?)と目を向けたくなるのを我慢して、ドンと目の前に置かれたチーズスフレを眼中に入れる。
自分の歓迎会にしてはやり過ぎじゃないの!?と彼に問いたい気にもなり、散々食べて飲んでいながら今更ではあるんだけど…と考え込んでいた。
「あの…三橋さん……」
チーズスフレと睨めっこしてると名前を呼ばれた。
振り返るといつの間にか首藤さんが横にいて、あれ?と思いつつも、「何でしょうか?」と答えた。
それらは見た目の美しさもさる事ながら、味の方もピカイチで、本当にどれも美味しくて声も出せない。
特にマスターがお勧めだと話した牛テールの煮込みはトロトロで、女子はその豊富なコラーゲンに、「明日が楽しみ」とウットリする始末。
他にもたらば蟹だのエビだのが山のように盛られた焼き物にも圧倒されたし、仕上げのデザートとして出されてきたのは、アメリカンサイズのチーズスフレケーキで……。
(何て言うか、どれだけ稼いでるのか知らないけど、こんなに散財しても大丈夫な訳!?)
(紫苑~?)と目を向けたくなるのを我慢して、ドンと目の前に置かれたチーズスフレを眼中に入れる。
自分の歓迎会にしてはやり過ぎじゃないの!?と彼に問いたい気にもなり、散々食べて飲んでいながら今更ではあるんだけど…と考え込んでいた。
「あの…三橋さん……」
チーズスフレと睨めっこしてると名前を呼ばれた。
振り返るといつの間にか首藤さんが横にいて、あれ?と思いつつも、「何でしょうか?」と答えた。